名刺作成の手間とコスト

少々不合理に感じる人もいると思いますが、社会人、ビジネスマンにとっての名刺とは業者印刷が常識であり、プリンター印刷は相手に警戒され一歩出遅れてしまうものなのです。社会人の常識ともいえる業者印刷ですが、実は理由はそれだけではありません。実用的な問題も関わってきます。それは手間であり、コストです。

印刷ワープロ時代から比べるとプリンターは進化していますが、名刺用として市販されている紙に大きな変化はありません。複合機の名刺用の紙は最初から名刺サイズではなく、印刷後に切り取らなくてはいけません。指で抜き取ることもできますが、仕上げの良さを考えると丁寧に鋏かカッターでバリを切り取らなくてはいけません。10枚くらいですとそう時間もかからないと思うのですが、まとめて100枚となるとかなりの時間がかかります

印刷の基本なのですが、業者印刷は数が多ければ多いほど、1枚当たりの単価が安価になります。プリンター印刷は1枚刷るには便利といえますが、その1枚にかかる単価は高く、枚数を刷ってもその単価は変わることはありません。名刺を多く配らなくてはいけないビジネスマンにとって業者印刷は、社会的な常識であると同時に、コストと手間を省いてくれるのです。


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業者印刷を使う理由

先の項で述べたように、名刺は社会人にとって必須アイテムです。ですが公的な身分証ではありません。ビジネスを行うとき、その場に現れた人に身分証を呈示することはよほどのことがない限り行いません。会社名や氏名、連絡先が記してある名刺はその代わりを行うものといえるでしょう。ではその名刺が嘘だったらどうなるのでしょう。完全に嘘をつく詐欺もありますし、一部に嘘をつくこともあります。公的機関や有名企業の名前を使い、仕事を受けようという関連企業の話などはよくあることです。そのようなことを発見するために受け取った名刺はよく確認し、場合によっては調べることがあります。

業者印刷業者によって印刷された名刺であっても、そのようなことがあるのです。手軽に個人印刷ができるプリンター名刺ですと、なおのこと疑われます。たとえそれが本当のものであっても、個人で印刷ができるというだけで疑われてしまうのです。

また業者印刷は名刺は100枚単位から行っています。ですがプリンターは1枚でも印刷できます。ある意味便利なのですが、枚数を必要としていない、変える必要があるなど疑われることがあります。あまり人に配ることのないプライベート用の名刺はともかく、社会人の名刺は業者印刷のほうが無難なのです。


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ビジネスマンの名刺

インターネットが身近なものになり、いろいろな業務にパソコンを使用する現代ですが、ある一定のものに関しては、あまり認められていないのも事実です。役所に提出する書類などは、備え付けのものを利用しなければいけません。役所内ではパソコンを使用し、その書類の処理にはパソコンを使用しているのですが、役所側が準備した書類に直筆で署名するようになっています。公的な書類のため印鑑や直筆のサインなど、偽造防止の役に立っているといえなくもないのですが、このような公的なものではないにも関わらず、パソコンでの作成があまり認められていないものがあります。それは名刺です。

ビジネスの世界名刺は公的なものではありません。身分証や免許証のように身分を証明する正式なものでもありません。ですが社会人(商売を仕事として行う人)にとっては必需品であり、商談や交流の場においては初対面同士は交換することが当たり前のようになっています。スマホ世代の人にするとどうでもよい話のように感じますが、このビジネスにおいて常識であり、出し方や受け取り方、さらに置き方もマナーとされています

ビジネスの世界において、名刺は業者印刷のものが常識とされています。名刺はプリンターで簡単に印刷できる時代なのに、なぜ業者印刷が常識なのか?相手は声には出さないが、なぜプリンター印刷の名刺は低く見られてしまうのか?次の項からはその理由に触れ、ビジネスマンにとっての業者印刷の良さに触れていきたいと思います。


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